ピアノ調律師の基礎知識

 音楽記号

五線譜と音部記号

 

平行に5本の水平線を引いて、音符を記入し上下の関係で音の高さを表わします。
上に行くほど音は高くなり、下にいくほど低くなります。
五線と音符だけでは音の相対的な高さしかわかりません。そこで、絶対値を表すために、五線の最初に音部記号を表記します。同じ高さの音符でもこの音部記号に音符のもつ意味が変わります。よく使われる音部記号として、「ト音記号」「ヘ音記号」などがあります。  

ト音記号
音部記号で最もよく使われ、その記号のスタート地点(第2線)が階名表記で「一点ト」(47G、中央ソの音)を表しています。
ヘ音記号
主に低音域に使われ、2つの点の中心が「ヘ」(33F、中央ファの1oct下)であることを表します。


音符

 
五線で音符の位置で音の高さを表しますが、この音符記号でその音の長さを表します。さまざまな種類がありますが、上に5つはとりわけよく使われる音符です。
音の長い順番に並べると全音符→2分音符→4分音符→8分音符→16分音符となります。4分音符が基準となり、曲全体の速さは一分間に4分音符を打つ回数を譜面の最初に右図のように表します。 


演奏記号

演奏手法
 グリッサンド 1つの音から高さの違う別の音へ順次音をすべらせる奏法
 トレモロ  同一音を連続して小刻みに演奏する
 トリル  隣同志の鍵盤を急速に繰り返す装飾音
 アルペジオ  和音を同時ではなく、分散和音にして急速に演奏する。
 ハーフペダル  ダンパーペダルを微妙にして弦の響きを消したり響かせたりする。
 レガート  音と音の間にすき間がないようになめらかに演奏する。
 スタッカート  音の長さを短かくし、それに続く音との間を切り離して演奏する。

強弱記号
 ピアニッシモ(pp)  とても弱く
 ピアノ(p)  弱く
 メゾピアノ(mp)  やや弱く
 メゾフォルテ(mf)  やや強く
 フォルテ(f)  強く
 フォルテッシモ(ff)  とても強く
 フォルテ・ピアノ(fp)  強く直ちに弱く

速度記号
 Grave グラーヴェ 重々しく
 Largo ラルゴ 幅広くゆるやかに
 Adagio アダージョ ゆるやかに
 Lento レント のろく
 Andante アンダンテ 歩くような速さで
 Moderato モデラート 中くらいの速さで
 Animato アニマート 元気に動いて
 Allegretto アレグレット やや快速に
 Allegro アレグロ 快速に、陽気に
 Vivace ヴィヴァーチェ 活発に
 Vivo ヴィーヴォ 活発に
 Presto プレスト 急速に

その他の演奏記号
 a tempo ア・テンポ もとの速さで
 agitato アジタート 激しく
 alla marcia アッラ・マルチャ 行進曲風に
 alla polaacca アッラ・ポラッカ ポーランド風に
 alla tedesca ドイツ風に
 alla turca トルコ風に
 amabile アマービレ 愛らしく
 amoroso アモローソ 愛情に満ちて
 appassionato アパッショナート 熱情的に
 brillante ブリッランテ 華やかに
 cantabile カンタービレ 歌うように
 caporiccioso カプリッチオーソ 気まぐれに
 comodo コモド 気楽に
 crescendo だんだん強く
 decrescendo だんだん弱く
 diminuendo だんだん弱く






 理論と作業工程
 第1章 ピアノ概論
 1 音楽の知識
 楽典
 西洋音楽史
 楽曲
 作曲家
 音楽産業
 2 楽器の知識
 楽器の分類
 ピアノの種類
 ピアノ発達史
 世界各国のピアノ
 使用と保守管理

 第2章 ピアノ構造論
 機構と材料
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構
 外装

 第3章 ピアノ調律論
 音の性質
 ピッチ
 平均律と各種音律
 検査方法
 張力計算
 カーブ
 調律音程

 第4章 ピアノ整調論
 手順及び寸度
 関連工程
 症状別対処法
 機能点検

 第5章 ピアノ修理作業
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構








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