ピアノ調律師の基礎知識

 楽典

音楽の三要素

音楽の三要素は旋律(メロディー)、和音(ハーモニー)、拍子(リズム)からなります。

旋律 / メロディー
ある高さと長さを持ついくつかの音が前後に連続して、音楽的な内容をもちながら進行していくことを旋律(メロディー)といい、一般的には音階の上に成り立ちます。
音階はある音から、1オクターブ上の音までを、一定の法則により階段的に配列した音の列で、大別して長音階と短音階に分かれます。
また旋律や和音が、中心音と関連付けられつつ構成されているとき、その音楽は調性(トーナリティー) があるといいます。伝統的な西洋音楽において、調性のある音組織を調(ちょう)と呼びます。 →音階と調

和音 / ハーモニー
通常、3度ずつ、2つ以上の音を積み重ねたものを和音といいます。
(3度とは五線符の各線間に相当する)
基音の上に3音目の音・5音目の音・・と重ねます。
例:一般的な「ドミソ」の和音はCメジャー(Cと表記)、
そしてドミソのミ音を半音下げた和音(ミの左側の黒鍵を押す)は
Cマイナー(Cm)と呼ばれます。
メジャーコードは長音階の曲に、マイナーコードは短音階の曲に多く使われます。

拍子 / リズム
一定の間隔の音を、拍といい、音楽では複数の拍がまとまりを作って、これが反復する状態を拍子(リズム)といいます。
2拍子、4拍子の曲やワルツと呼ばれる3拍子などの曲が一般的です。
テンポ(速度)の単位は1分間に4分音符がいくつ入るかで表します。


音名

 音名は音の高さを表します。異なるオクターブに属する同じ音には同じ音名が与えられます。音の表記は国ごとに違い、日本で使われる音名は「ドレミ」のイタリア語表記がもっとも一般的ですが、楽譜や楽典、音楽業界においては日本語、英語、ドイツ語が多く用いられます。 →音名


音楽記号

音楽記号とは楽譜に使われる記号で、西洋音楽の記譜法では五線譜に音部・拍子記号、音符・休符に加え、強弱や速度など演奏法を表す演奏記号などで構成されます。 →音楽記号
 

音程

音程(インターバル)とはふたつの音の高さの隔たり、あるいは関係をさします。通常7音を音階上で数え1度から8度の度に分類された上で、細分されます。1度はユニゾンとも呼ばれ、この場合は隔たりはゼロになります。7音の音階上で隣り合う2音の音程は1度ではなく、2度になり、また8度はオクターブとも呼ばれます。
楽典の中でも音程は、ピアノ調律作業においてとりわけ重要な理論になります。
 →音程







 理論と作業工程
 第1章 ピアノ概論
 1 音楽の知識
 楽典
 西洋音楽史
 楽曲
 作曲家
 音楽産業
 2 楽器の知識
 楽器の分類
 ピアノの種類
 ピアノ発達史
 世界各国のピアノ
 使用と保守管理

 第2章 ピアノ構造論
 機構と材料
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構
 外装

 第3章 ピアノ調律論
 音の性質
 ピッチ
 平均律と各種音律
 検査方法
 張力計算
 カーブ
 調律音程

 第4章 ピアノ整調論
 手順及び寸度
 関連工程
 症状別対処法
 機能点検

 第5章 ピアノ修理作業
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構



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