ピアノ調律師の基礎知識

 発音機構 / 修理作業

 張弦(断線した弦の張替)

断線した弦の処理
 半回転ゆるめ、弦をつまんでドリルホールから抜く。
 チューニングピンは合計3回転半戻す。
新しい弦を張る
チューニングピンのホールに弦を通す
 プレッシャーバーの下に弦を通す時、 弦枕が近い場合は先を曲げると通しやすい。
 弦の切り口とドリルホールの口を合わせる。
一本目の巻口(コイル)をつくり、弦を巻く
 スピードをつけ半回転以上ハンマーを一気に回す。
 巻口ができたらそのまま弦を3回巻く(この時弦がクロスしないようにする)。
 3回を越え時計の4時の方向で止めておく。
駒ピン・ヒッチピンに弦をかける
 弦がたるまないように駒ピン・ヒッチピンにかける。
2本目の弦を切り、張る
 2本目のチューニングピンの上、指3本分くらいの長さで切り、1本目同様に張る。
ヒッチピン・駒ピンうち下ろし
 張力のかかる前にヒッチピンの根本で弦が浮かないように根元まで打ち下ろす。
コキ上げ
 コイルが密着するように、コキ上げを使い弦を引き上げていく。
巻口おさえ
 弦に傷がつかないようペンチやヤットコ等でピンごとはさみ巻き込むように巻口を
 ドリルホールに入れる。
コキ下ろし
 ドリルホールが半分程度見える位置までコキ下ろす。
三ツ割り
 3本の弦の間隔、隣の弦との間隔を均等にそろえる。
チッピング
 弦をはじき、音を合わせる。
弦しごき
 弦をのばして音を安定させる。
 チッピングと弦しごきを2~3回繰り返す。



 弦の番手一覧

番手 直径 番手 直径
13 0.775㎜ 18 1.025㎜
13½ 0.800㎜ 18½ 1.050㎜
14 0.825㎜ 19 1.075㎜
14½ 0.850㎜ 20 1.125㎜
15 0.875㎜ 21 1.175㎜
15½ 0.900㎜ 22 1.225㎜
16 0.925㎜ 23 1.300㎜
16½ 0.950㎜ 24 1.400㎜
17 0.975㎜ 25 1.500㎜
17½ 1.000㎜ 26 1.600㎜
 








 理論と作業工程
 第1章 ピアノ概論
 1 音楽の知識
 楽典
 西洋音楽史
 楽曲
 作曲家
 音楽産業
 2 楽器の知識
 楽器の分類
 ピアノの種類
 ピアノ発達史
 世界各国のピアノ
 使用と保守管理

 第2章 ピアノ構造論
 機構と材料
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構
 外装

 第3章 ピアノ調律論
 音の性質
 ピッチ
 平均律と各種音律
 検査方法
 張力計算
 カーブ
 調律音程

 第4章 ピアノ整調論
 手順及び寸度
 関連工程
 症状別対処法
 機能点検

 第5章 ピアノ修理作業
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構



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