ピアノ調律師の基礎知識

 検査方法 / ピアノ調律論

検査音程はオクターブ調律における高低チェックの方法と考えやすいが、実際は高低検査と各音程のバランスも加味されている。オクターブの精度チェックと、各音程の精度も追求して行くことになる。
検査方法には①共通倍音検査、②補足音程検査、③比較検査と大別して3つの方法がある。

①共通倍音検査
共通倍音とはある音程(音の隔たり)において、そのお互いの音の倍音構成の中で一致する倍音をさします。共通倍音検査とは一般的に使われている長3度、10度の1:1の検査が代表的です。音程比の逆数の倍音が各音程の第1共通干渉倍音です。

②補足音程検査
 補足音程とは、2つの音程を足してオクターブを形成するお互いの関係をいいます。

③比較検査
 比較検査は実用向きの検査であり、共通倍音検査と補足音程検査を応用したものがあります。

割振で使われる検査音程

長3度 長6度
33F-37A  6.5 33F-42D  7.3
33F#-38A#  7.0 34F#-43D#  8.0
35G-39B  7.6 35G-44E  8.6
36G#-40C  7.9 36G#-45F  9.2
37A-41C#  8.6    
38A#-42D  8.8    
39B-43D#  9.7    
40C-44E  10.4    
41C#-45F  10.8    

低音部のオクターブで使われる検査音程

1オクターブ短7度
1A-23G  3.5 7D#-29C#  4.9
2A#-24G#  3.7 8E-30D  5.2
3B-25A  3.9 9F-31D#  5.6
4C-26A#  4.2 10F#-32E  5.9
5C#-27B  4.4 11G-33F  6.2
6D-28C  4.7 12G#-34F#  6.6








 理論と作業工程
 第1章 ピアノ概論
 1 音楽の知識
 楽典
 西洋音楽史
 楽曲
 作曲家
 音楽産業
 2 楽器の知識
 楽器の分類
 ピアノの種類
 ピアノ発達史
 世界各国のピアノ
 使用と保守管理

 第2章 ピアノ構造論
 機構と材料
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構
 外装

 第3章 ピアノ調律論
 音の性質
 ピッチ
 平均律と各種音律
 検査方法
 張力計算
 カーブ
 調律音程

 第4章 ピアノ整調論
 手順及び寸度
 関連工程
 症状別対処法
 機能点検

 第5章 ピアノ修理作業
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構



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