ピアノ調律師の基礎知識

 外装 / ピアノ構造論

 外装の名称

下前
上前
親板
棚板
口棒
額柱
妻土台
前土台
天屋根
大屋根
鍵盤蓋(まくり)
鍵盤押さえ
拍子木
腕木


 芯材

パーティクルボード
 木材の廃材を細かい木片(チップ)にして接着剤で固めたもの
ファイバーボード
 木材の植物繊維を精製し固めたもの

コア合板
 芯材を使用し(厚さを増す)その上にベニア合板を貼ったもの


 化粧材

チーク、ウォルナット、マホガニーなどの銘木を薄い単板にして化粧貼りした合板。
マホガニー 淡紅色~紅褐色
ウォルナット 茶褐色~紫褐色
チーク    金褐色~黄褐色


 塗料

ポリエステル
 化学変化で硬化する。厚い塗膜が得られる。
 塗面は硬く傷つきにくい。艶だしが困難。
 弾力がないので割れやすい。
 熱を出しながら硬化する。
 風のあたるところは硬化がおそい。
 気温が高い方が硬化しやすい。
 重ね塗りをした時ははがれやすい。
 ラッカー・ニスの上では硬化しない。

ポリウレタン
 ポリエステルと性質はほとんど同じ

ラッカー
 硬化すると厚さが元の約5分の1になる、
 すなわち塗膜が薄い。
 硬化時間が短い。
 下地に関係なく固まる。塗面は柔らかい。
 艶だしが容易。

ニス
 基本的にラッカーと性質は同じ
 近年のピアノ塗装にはあまり使われない。
 古くなるとひび割れが目立つ

カシュー
 ラッカーと比べ乾燥がおそい。
 そのため平坦な塗膜が得られる。
 近年のピアノ塗装にはあまり使われない

漆(うるし)
 ヘラでぬっていく。
 薬品に侵されにくい。
 日光に弱い(あたると表面が白くなる)。
 湿気が多くないと固まらない。
 近年のピアノ塗装にはあまり使われない   


 デザイン

デザインは調度品としての側面があります。
猫足
足の形が曲がっている家具調ピアノに使われる用語です。
チッペンデール
家具調のピアノに使われる用語です。

アップライトピアノの種類
スピネット
もともとは小さいピアノ・チェンバロを指して使われ、その定義は曖昧です。
アップライトでは高さが低いことがその対象となりアクションが鍵盤より下側
(下前)に取付られたタイプをスピネットとされていたが、数も少なく現在では
コンソールより小さい100㎝前後のピアノをスピネットと呼ぶことが多いようです。

コンソール
一般的なアップライトイアノより少し小さい高さが110㎝前後のものをさします。

アップライト
通常アップライトイアノというと高さが120㎝~130㎝位のものをさします。

グランドピアノの種類

ベビーグランド・コンパクトグランド
奥行きが160㎝以下の小さいグランドピアノをさします。

グランド
奥行きが160㎝~200㎝最も一般的なサイズのグランドピアノです。

セミコンサートグランド
通常のグランドより大きく、家庭用だけでなくサロンや小ホールなどでも演奏用に
使われる奥行きが210㎝~240㎝のグランドピアノです。

フルコンサートグランド
音楽ホールなどでよく使われるコンサート用の大型のグランドピアノで奥行き
270㎝以上のピアノをさします。




 理論と作業工程
 第1章 ピアノ概論
 1 音楽の知識
 楽典
 西洋音楽史
 楽曲
 作曲家
 音楽産業
 2 楽器の知識
 楽器の分類
 ピアノの種類
 ピアノ発達史
 世界各国のピアノ
 使用と保守管理

 第2章 ピアノ構造論
 機構と材料
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構
 外装

 第3章 ピアノ調律論
 音の性質
 ピッチ
 平均律と各種音律
 検査方法
 張力計算
 カーブ
 調律音程

 第4章 ピアノ整調論
 手順及び寸度
 関連工程
 症状別対処法
 機能点検

 第5章 ピアノ修理作業
 発音機構
 打弦機構
 ペダル機構









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